パラシュート開かず陸自空挺団3曹死亡 東富士演習場

 5日午前10時半ごろ、陸上自衛隊東富士演習場静岡県御殿場市)で、陸自第1空てい団(千葉県船橋市)所属の3等陸曹(24)が落下傘で地上に降下訓練中、傘が正常に開かず地上に落下。3曹は全身を強く打ち死亡した。陸自によると、同種の訓練中に隊員が死亡したのは72年以来で、4人目。

 陸自によると、3曹は同日午前9時半から、高度約2000メートル付近のCH47ヘリから飛び出し、空中で自分で傘を開いて降下する「自由降下」の訓練を受けていた。1回目の降下を終え、同10時半ごろ、この日2回目の降下でヘリを飛び出した後、傘が正常に開かない状態でそのまま地上に落下したという。

珍しい事故なんですが、予備傘も開かなかったのは??残念な事故です。