ヒズボラにイランがミサイル供給か、命中精度が向上

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20060716i313.htm

レバノンシーア派組織ヒズボラは16日、ハイファを攻撃した際に、イラン製ミサイル「ラード」を使ったとの声明を発表した。

 同ミサイルはこれまで対イスラエル攻撃に使われた旧ソ連開発のカチューシャ・ロケット砲より射程が長く、命中精度も高い。イスラエル軍はイランが兵器性能を著しく向上させている上、ヒズボラに大量に供給していることに衝撃を受けている。

 イスラエル軍によると、「ラード」ミサイルは射程40キロ以上。ハイファでは一部が列車の操車場に着弾した。元参謀総長のモファズ運輸相は、被弾した操車場を訪れ、根拠は明らかにしなかったが、「弾薬はシリアが提供した」と述べ、イランとシリアがヒズボラの装備拡大の背後にいるとの見方を示した。

 13日夜には、レバノン沖に展開していたイスラエル軍駆逐艦が中国製C802対艦ミサイルで攻撃されたが、これもイランが供給したもので、同艦に搭載されていた防衛システムをくぐって命中した。国軍はさらに、イラン革命防衛隊の軍事顧問ら約100人がレバノン領内でヒズボラを支援しているとの見方を示している。

イランが黒幕ですかね。もう戦争状態だと思います。
そして、先日の艦艇が攻撃を受けたのはUAVではなくてC802シルクワームのようです。
その割には、被害が少ないようですが。UAVだと体当たりするのは難しい気がするんですが。